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ABOUT CLINIC

これからも、変わらぬ安心を。

今年、医療法人博愛会は、地域の皆様方に支えられて開設48年目を迎えました。これもひとえに皆様方の温かい御指導の賜物と心より感謝申し上げます。今後は一層、地域の皆様方や関係機関との結びつきを大切にしながら、皆様が24時間365日、安心して住み慣れた地域で生活できますよう支援していきます。

今後とも、「にぬふぁぶし診療所」「訪問看護ステーション にぬふぁぶし」への一層の御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。

ごあいさつ

理事長洲鎌 盛一

にぬふぁぶし診療所・訪問看護ステーションを次世代へ。

1922年(大正11年)3月15日生まれのMさん(女性)が2023年(令和5年)5月に101歳で天寿を全うし、高齢者施設で、看取りを行いました。
85歳の時に、私が大動脈弁置換術を行い、定期的に外来通院治療を続けていましたが、数年前より自力歩行が困難、介護が必要になり高齢者施設に入居しました。長年、私の外来に通い続けたこともあり、訪問診療でMさんを診ていくことにしました。認知症も進行し、私の名前も忘れ、会話もできなくなり、声を発するだけのMさんを見ると、老いて人生の最終段階に入っていくのは、こういうことだと、あらためて実感させられました。

そんなMさんでしたが、施設で100歳の誕生日のお祝いをすることができ、偶然に訪問診療の日が誕生日だったので、一緒に記念写真を撮ることができました。着飾った琉装のMさん自身は嬉しかったかどうかは分かりませんが、少なくとも苦痛の表情は有りませんでした。

難治性の下肢褥瘡で長期間悩まされましたが、一年後、最後は人工呼吸器をつけることもなく、点滴で縛り付けられることもなく、安らかに看取ることができました。そばには、ご家族も一緒でした。

長期にわたり外来通院で診てきた患者・心臓手術後の患者さんを、高齢化しても在宅でもみていきたいと思い、訪問診療を始めました。急性期医療と在宅医療は車の両輪と同じで、急性期で救った患者さんは、人生の最終段階においても全人的な医療提供は必要と考えています。そんな思いから、まちなと内科在宅クリニックの大濵先生との出会いもあり“にぬふぁぶし診療所・訪問看護ステーション”を新築しました。

一方で、厚生労働省において、地域包括ケアシステムの実現へ向けての取り組みが進行しています。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的で、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築です。住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムの実現を目指しています。

またコロナ禍における急性期病院の医療逼迫は、急性期医療のみでは医療は成り立たないことを私たちに教えてくれました。状態が悪くなっても入院できない高齢者、満床で急性期医療の必要な患者受け入れができない救急医療逼迫が現実におきました。結果として、在宅医療・訪問看護の充実・連携がいかに必要かを教えてくれました。国の政策である、地域包括ケアシステムの考え方が、より重要視されてきています。

急性期と介護・在宅医療との連携が重要視される中で、“にぬふぁぶし診療所・訪問看護ステーション”の役割・ミッションを、私たちは再認識する必要があります。

外来部門では循環器内科・呼吸器・生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)を中心とした一般内科にも対応できるような体制づくりを進めていきたいと思います。より専門的な一面も備えつつ、健康相談的な気持ちで、気軽に訪れてもらえるような雰囲気も作っていければと思っています。当然ではありますが、診療所で完結できない症例は牧港中央病院、浦添総合病院など、より高度な医療提供ができる近隣の連携病院への紹介も行ってまいります。

地域に根ざした“にぬふぁぶし診療所・訪問看護ステーションの役割とは何か?”を常に念頭に置き、次世代に繋いでいきたい。

院長 大濱 篤

院長大濵 篤

皆さん、ようこそ。『にぬふぁぶし』のHPへ。
令和6年5月1日に、まちなと内科在宅クリニックが国道58号線沿い牧港1丁目に新築移転しました。それと併せて、『にぬふぁぶし診療所』と名を変えました。と同時に『訪問看護ステーションにぬふぁぶし』を起業致しました。

ところで『にぬふぁぶし』とは、沖縄の方言で『北極星』のことを指します。「てぃんさぐの花」に唄われているように、地球からみて北極星はほとんど動かないということで夜間の航海の目印にしていたそうです。

令和7(2025)年になり、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になりました。また、県民の四人に一人が高齢者(65歳以上)であると見込まれています。先日の新聞記事に県立中部病院感染症内科 高山義浩先生による厳しいコメントがありました。

介護など必要がなく健康的に生活できる期間を示す『健康寿命』。3年に1度の厚労省の調査で、2022年の沖縄県は女性が74.33歳で46位(前回25位)、男性が71.62歳で45位(同40位)。介護の入り口にあるとも言える前期高齢者(65歳以上、75歳未満)が生活習慣病を抱えていてもかかりつけ医と繋がっていない現状にあるとのことです。

ここで私ども外来診療(一般内科・循環器内科・呼吸器内科・老年内科)では、食習慣や運動を呼びかける一次予防、そして生活習慣病と指摘された人の合併症を防ぐ二次予防をしっかりと行なうことを始めました。また後期高齢者の方や通院困難方には、訪問診療、訪問看護・訪問リハビリなど、多職種と密に連携し対応して参ります。

病院理念

私たちは患者様や家族に信頼され、
地域社会に貢献できる質の高い安全な医療を実践します。

基本方針

  1. 虚血性心疾患、不整脈疾患、弁膜症、大血管および末梢血管疾患を中心に良質な医療を実践します。
  2. 慢性腎不全患者様へ最良の血液透析治療を実践します。
  3. 循環器病センターとして、地域の病院、医院に信頼されるよう連携を密接に行います。
  4. 高血圧、糖尿病など生活習慣病の予防と治療に取り組みます。
  5. 慢性心不全・循環器疾患を中心に在宅医療を特化していきます。
  6. 国際医療センターとして、外国人診療を推進していきます。
  7. 人材育成に努め、全職員が働きやすく、働きがいのある職場作りを目指します。
  8. 効果的なマネジメントシステムの構築・運用を図り、継続的改善に取り組みます。

医院紹介

にぬふぁぶし診療所
院名
医療法人 博愛会 にぬふぁぶし診療所
住所
〒901-2131
沖縄県浦添市牧港1丁目10
TEL
098-875-8888
FAX
098-877-8746
理事長
洲鎌 盛一
院長
大濵 篤
診療内容
内科、老年内科、呼吸器内科、循環器内科
休診日
木曜日午後・土曜日午後・日曜日・祝祭日
診療時間
診療時間
9:00~12:30
13:30~17:30 訪問
のみ
訪問
のみ
アクセス

診療報酬に関する院内掲示について

機能強化加算

当院は、「かかりつけ医機能」に係る在宅療養支援診療所としての届出を行っており、地域の医療機関との機能分化・連携を通じて医療を提供しております。

  • 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
  • 健康診断の結果に関する相談など、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
  • 介護・保険・福祉サービスに関するご相談にも応じます。
  • 夜間・休日などの緊急時の対応方法について情報提供を致します。

医療機能情報提供制度(医療情報ネット)を利用して、かかりつけ医機能を持つ医療機関が検索できます。
厚労省:医療機能情報提供制度(医療情報ネット)

医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算・在宅医療DX情報活用加算

当院は医療DX推進して質の高い医療を提供できるよう体制整備を行っております。

  1. オンライン資格確認システム(居宅同意取得型を含む)により取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
  2. マイナ保険証利用を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
  • 電子処方箋の発行も行ってまいります。(今後導入予定です。)
  • 電子カルテ情報共有サービスの取組を実施してまいります。(今後導入予定です。)

明細書発行体制等加算

当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成30年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。

また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成30年4月1日より、明細書を無料にて発行することと致しました。

なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。

在宅医療情報連携加算

当院は、在宅での療養を行っている患者様の診療情報等について、他の医療機関や居宅サービス事業所等と「おきなわ津梁ネットワーク」を用いて共有しております。

【連携機関】
  • 浦添総合病院
  • ハートライフ病院
  • 琉球大学病院
  • 国立病院機構沖縄病院
  • 沖縄協同病院
  • 中部徳洲会病院
  • 南部徳洲会病院
  • 沖縄赤十字病院
  • 南部医療センター
  • りんご薬局グループ

その他の掲載事項について

保険外負担に関する事項について

◆当院では、証明書・診断書などにつきまして、その利用に応じた実費のご負担をお願いしております。

名称 金額(税込)
領収証明書 220円
証明書及び診断書(当院様式) 2,200円
年金診断書 4,400円
生命保険診断書
障がい者診断書・意見書
死亡診断書 3,300円
カルテ開示費用(基本料金) 3,300円
閲覧料(1時間以内)※以降端数毎に1時間当り3,000円の料金追加 3,300円
医師対応料(30分以内)※以降端数毎に30分当り3,000円の料金追加 3,300円
コピー料金(片面のみ)/白黒/1枚 10円
コピー料金(片面のみ)/カラー/1枚 30円
CD-R(検査・画像等の記録) 1,100円

その他

酸素の購入単価

小型ボンベ(3,000L以下)2.35円/リットル