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この度、大動脈瘤を専門的に治療する部門を新たに開設しましたので、
ご紹介いたします。
説明にあたりまして、担当いたします、毛利から自己紹介をさせていた
だきます。
平成27年4月より当院に赴任いたしました毛利と申します。
もともと研修医時代に当院にて研修を行い、その後、倉敷中央病院、心
臓病センター榊原病院で研鑽を積んで参りました。
今回、理事長の洲鎌先生にお声をかけていただき、赴任を決意いたしま
した。当院は心臓疾患につきまして、沖縄で古くから、患者様の治療に
尽力してきた歴史があります。
また、患者さんを第一に考える、理事長の理念はスタッフのみなさんに
伝わっています。
自身と致しましては、大動脈瘤の手術治療はもちろん、この度、指導医
の認定を取得しましたステントグラフト治療も積極的に行っています。
いずれの治療も利点と欠点がございます。
ですから、患者さんの病態やご希望などに合わせて、一番患者さんにベ
ストの治療を選択することが可能です。
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大動脈瘤は基本的に破裂するまで症状がない病気です。
ですから、大動脈瘤ができやすいリスクがある方は、なにも症状がなくても検査をすることが重要です。
そして、万が一、瘤が見つかった場合は、早めの相談が必要です。
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高血圧 男性 65歳以上 動脈硬化 家族歴
当てはまる場合は専門医に相談、腹部大動脈瘤はお腹を触るだけでわかる場合もあります。
胸部大動脈瘤はレントゲン、CTでしかわかりません。
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1.開胸 開腹(大切開) 人工血管置換術
利点:確実に瘤をとる
弱点:身体への負担が大きい・回復に時間がかかる・1か月入院
2.小切開 ステントグラフト内挿術
利点:身体への負担が少ない・1週間入院
弱点:瘤は残る(破裂の危険はなくなる)・定期的CT検査が必要
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