ベッド数 35床(内個室2床)
H24.7月より透析通信システム(日機装社製 FNW:フューチャーネットウェブ)の導入により透析用監視装置とコンピュータシステムを連携させることで、透析療法の安全性が向上しました。
また、透析用監視装置全台に日機装社製D‐FAS:Dialysis‐Full Assist Systemを導入し、プライミング、脱血、返血作業をD‐FASが行うことで操作ミス等のヒューマンエラー防止につながり、より安全性を高めることができ、D‐FASにより省力化した時間を患者様へのケアの時間にあて、より質の高い治療を行うことが可能になりました。
当院では2013年9月より血液浄化におけるシステムを大幅にリニューアルしました。これにより高度な透析液清浄化が可能となり、より安全できれいな透析液で治療を行えるようになりました。新しいシステムで1番大きかったのは透析用剤溶解装置です。今までビニール袋に入った透析液の元となる粉末を人の手によって開封し、機械で撹拌し水に溶かしていたものを、無菌ボトルに入った粉末製剤を機械で無菌状態のまま撹拌し水に溶かすというシステムを導入したことです。これにより理論上は細菌が入り込む余地がなくなりました。また、透析コンソールもDCS-100NX、DCG-03といった新しい機種を導入し、今後も順次入れ替えを行っていきます。透析回路のプライミング(透析回路を水で満たす)も全自動で行い、生理食塩水を使わなくても可能となりました。またオンラインHDFという治療も安全に施行することが可能となります。もちろんこういったシステムも維持していくことが重要ですから、管理計画に基づき、透析液を流す各ラインでのエンドトキシンの検査や細菌検査を行っています。
さらに2013年10月から透析中に循環血液量を測定しながら治療を行えるBV(ブラッドボリューム)測定装置をコンソール数台に搭載しました。より安全な除水設定やシャント再循環率の測定が可能となり、DWの指標としても役立ちます。
個人用透析装置による完全酢酸フリー透析等患者様個別の症状に応じた透析にも積極的に取り組んでいます。
その他
等、様々な血液浄化療法にも力を入れ取り組んでいます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
午前8時〜 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
午後0時〜5時30分 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ー |
一般・療養病棟の入院設備があり入院透析も可能です。
透析患者様用送迎バスもございます。
旅行透析についてのページをご参照ください。