理事長・院長
洲鎌 盛一 Moriichi Sugama |
所属学会 |
日本血管外科学会/日本外科学会/日本自己輸血学会/ 日本胸部外科学会/日本医師会認定産業医/ 日本心臓リハビリテーション学会/ European Association For Cardio-Thoracic Surgery |
卒業大学 |
徳島大学 1979年(昭和54年) |
趣味 |
マラソン(那覇マラソンなど、何度も参加しています) 絵を描く事 |
論文・学会発表等 |
医療Webメディア メディカルノート (2018年3月公開) |
外科麻酔科統括部長
上江洲 徹 Toru Uezu |
専門資格 |
医学博士(琉球大学 医論第151号)/ 日本外科学会 認定医/日本外科学会 指導医/ 日本胸部外科学会 認定医/三学会構成心臓血管外科専門医/ 日本外科学会 外科専門医/心臓血管外科修練指導者/ 日本脈管学会認定脈管専門医/脈管専門医 |
卒業大学 |
琉球大学 1989年(平成元年) |
主な診療内容 |
心臓血管外科/シャント造設/下肢静脈瘤 |
趣味 |
いろいろ |
新たな取り組み |
低侵襲心臓外科手術 |
部長
新垣 涼子 Ryoko Arakaki |
専門資格 |
日本外科学会 外科専門医/ 三学会構成心臓血管外科専門医 腹部ステントグラフト実施医/胸部ステントグラフト実施医 |
当院は沖縄県内でも古くから心臓外科手術に取り組み、昭和52年に最初の手術を行いました。これまでに心臓弁膜症、虚血性心疾患、先天性心疾患、大動脈瘤など多くの疾患に対して手術を行ってきましたが、現在は循環器内科と連携して、心臓の機能が低下した患者さんに対するペースメーカーを用いた心臓再同期療法(CRT)の同時手術も行っています。
2012年の新築移転に伴い、県内初のハイブリッド手術室を完備し、大動脈瘤に対する低侵襲手術であるステントグラフト内挿術を開始しました。
2012年に開設したシャントセンターでは、新規のシャント造設術からシャント不全例など、多くの施設からご紹介いただいております。近年増加している下肢静脈瘤に対しては、2015年から血管内治療(ラジオ波による血管内焼灼術)を開始し、2020年からはさらに痛みの少ない薬剤注入による血管内治療(ベナシール)を開始しております。
2022年は新型コロナウイルス感染症の拡大があり入院制限、手術制限を行ったため症例数は減少してしまいました。2023年は新型コロナ感染症も終息に向かっており、症例数も少しずつ戻りつつあります。
以下に過去3年間の手術内訳と症例数を掲載します。
2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|
弁膜症手術 | 21 | 14 | 14 |
冠動脈バイパス術(虚血性心疾患) | 10 | 3 | 8 |
大動脈瘤手術 | 4 | 8 | 3 |
弁膜症+冠動脈バイパス術 | 4 | 0 | 4 |
弁膜症+大動脈瘤手術 | 1 | 3 | 3 |
冠動脈バイパス+大動脈瘤手術 | 0 | 0 | 0 |
弁膜症+冠動脈バイパス+大動脈瘤手術 | 0 | 0 | 0 |
(不整脈手術の併施) | (1) | (1) | (2) |
その他の心臓関連手術 | 1 | 0 | 3 |
ステントグラフト内挿術 | 20 | 7 | 5 |
下肢静脈瘤手術(血管内焼灼術) | 62 | 26 | 23 |
透析シャント関連手術 | 125 | 214 | 201 |
その他の手術 | 5 | 11 | 1 |
合計 | 253 | 286 | 265 |
以下を基本姿勢とし、患者さんのためとなる治療を目指しております。
低侵襲心臓血管外科を目指しております。
TAVI治療(経カテーテル的大動脈弁治療)の導入を目指しております。